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機関誌

2007年度バックナンバー資料3月

2007年3月1日更新

資料

第12回 アジア・太平洋非破壊試験コンファレンス(APCNDT) に参加して
  大岡 紀一 (社)日本溶接協会参与

 

Report on Meeting of the 12th APCNDT
Norikazu OOKA The Japan Welding Engineering Society, Senior Technical Advisor

キーワード APCNDT,ISO 9712,ICNDT,IAEA



 2006年11月5日(日)から10日(金)の6日間,ニュージーランド,オークランド市のAotea Centerで12th Asia-Pacific Conference on Non-Destructive Testing 2006が開催された。コンファレンスは29カ国,約250名の参加者による5件の特別講演と78件の一般講演が行われた。一方,開催期間中にIAEA主 催の東南アジアRCA(地域協力協定)諸国からの参加者によるISO9712/ISO17024に関するワークショップが4日間,毎日16:30から開催 されて多くの国からの参加者が得られたことが,前回の韓国の場合と異なるといえる。以下に概要を述べる。

1. APCNDTについて 1.1 オープニング  11月5日(月)8:30からオープニングセレモニーが開催され,今回のAPCNDTのPresidentであるニュージーランドNDT協会のLes Dick氏から歓迎の挨拶に引き続き,ICNDTのPresidentであるカナダのDoug Marshall氏から,開会の挨拶が行われた。 1.2  基調講演 (1)11月6日,Les Dick氏の紹介で,インドのBaldev Raj氏(Professor & Director of the Indira Gandhi Centre for Atomic Research)による「Frontiers Research in NDE(非 破壊評価に関する最先端研究について)」と題する講演が行われ,会場一杯の約180名が参加した。最先端の研究内容を中心にインドにおけるNDTの活動状 況について説明があった。研究内容はともかく,実用化に関しては殆ど説明は行われなかった。

 

 

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