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機関誌

2007年度バックナンバー医用診断技術の動向(その1)1月

2007年1月1日更新

機関誌「非破壊検査」 バックナンバー 2007年度

医用診断技術の動向 その1

CRの医療用での進歩   福岡 孝義 富士フイルム(株)

Progress in CR Technology for Medical Use
Takayoshi FUKUOKA Fujifilm Corporation

キーワード X線検査,デジタルラジオグラフィ,コンピューテッドラジオグラフィ

 

1.はじめに
 非破壊検査のX線検査分野でも認知されつつあるCR(Computed Radiography)技術は,X線の検出にフィルムに代わり,イメージングプレート(IP:Imaging Plate)を用いるデジタルX線検査システムである。
 このIPを用いるシステムは1983年まず医療用に“FCR”の名称で商品化された。以来,FCRは国内外で30,000台以上普及し,デジタルラジオ グラフィに確固たる地位を築いている。工業用としても1989年に発売以来17年を経過して,国内で100台を超え,海外を含めれば約300台とIXフィ ルムを代替するシステムとして確実に浸透してきており,適用分野も拡大してきている。
定した。

 

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