Report on Meeting of the 12th APCNDT
Norikazu OOKA The Japan Welding Engineering Society, Senior Technical Advisor
キーワード APCNDT,ISO 9712,ICNDT,IAEA
2006年11月5日(日)から10日(金)の6日間,ニュージーランド,オークランド市のAotea Centerで12th Asia-Pacific Conference on Non-Destructive Testing 2006が開催された。コンファレンスは29カ国,約250名の参加者による5件の特別講演と78件の一般講演が行われた。一方,開催期間中にIAEA主 催の東南アジアRCA(地域協力協定)諸国からの参加者によるISO9712/ISO17024に関するワークショップが4日間,毎日16:30から開催 されて多くの国からの参加者が得られたことが,前回の韓国の場合と異なるといえる。以下に概要を述べる。
1. APCNDTについて 1.1 オープニング 11月5日(月)8:30からオープニングセレモニーが開催され,今回のAPCNDTのPresidentであるニュージーランドNDT協会のLes Dick氏から歓迎の挨拶に引き続き,ICNDTのPresidentであるカナダのDoug Marshall氏から,開会の挨拶が行われた。 1.2 基調講演 (1)11月6日,Les Dick氏の紹介で,インドのBaldev Raj氏(Professor & Director of the Indira Gandhi Centre for Atomic Research)による「Frontiers Research in NDE(非 破壊評価に関する最先端研究について)」と題する講演が行われ,会場一杯の約180名が参加した。最先端の研究内容を中心にインドにおけるNDTの活動状 況について説明があった。研究内容はともかく,実用化に関しては殆ど説明は行われなかった。